暇と退屈の倫理学
【1079個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 今回で最終回とします。 まずは、本の内容から。 そもそも、なぜ人は退屈するのか。 人間は生きていく中で、心になんらかの傷を負…
【1076個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 今回は、3つの結論の3つ目の内容です。 人間が人間らしく生きると退屈とは切り離せない。 だとすると、動物になることが退屈か…
【1074個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 今回は、3つの結論の2つ目の内容です。 贅沢を取り戻す。 今の消費社会は満足をさせない社会。 物を受け取るのではなく、終わる…
【1072個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 引き続き、哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 終盤戦。いよいよ、結論です。 結論は3つあるようで、今回はその1つ目から。 本書を通して、暇や退屈について新しい…
【1069個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 引き続き、哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 まずは、本の内容から。 自由があるから退屈する。 決断すれば、自由がなくなるが退屈しなくて良くなる(かもしれない…
【1067個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 その中で、人間は自由があるから退屈するという説が出てきました。 僕なりの解釈です。 たとえば退屈な会議。 心の声「こんな会議…
【1063個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 まずは、本の内容から。 待ち時間、何もしない退屈な時間。 それとは別に、パーティーのように人と話したり楽しい時間を過ごした…
【1060個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 まずは、本の内容から。 特に観光するところがない駅で、電車を4時間待たなければいけない。 何もする気にならない。 時計を見る…
【1057個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 まずは、本の内容から。 消費社会で、僕達はある意味で我慢させられている。 消費は満足をもたらさない。 満足されては困るからだ…
【1055個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 まずは、本の内容から。 労働の時間と余暇の時間。 労働は生産的活動をする時間であり、次第に忙しくしなければいけない時間とな…
【1053個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 まずは、本の内容から。 暇とは、何もすることのない時間。 客観的な条件。 退屈とは、何かをしたいのにできないという感情や気分…
【1051個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 まずは、本の内容から。 ほとんどの現代人は定住している。 つまり、自分の家があって、そこに住んでいる。 人間(人類)は定住す…
【1048個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 まずは、本の内容から。 ラッセルの1930年出版の幸福論の内容を扱っている部分の抜粋です。 現代人の不幸。 「食と住を確保できる…
【1045個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 引き続き、哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。 本書が問いたいのは、暇の中でいかに生きるべきか、退屈とどう向き合うべきか。 暇の中で退屈してしまい、与えられた楽…
【1042個目】 こんにちは! 研究者せしおです。 哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読み始めました。 なかなか素敵なタイトル。 まだ序盤ですが、読みやすく、なかなか面白そうです。 序章前半の内容の僕なりにまとめてみます。 社…