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「コミュニケーションを良くする」というのは働き方改革の中核の1つです。
この言葉は、誤解を生みやすいので注意しましょう。
こんにちは!研究者せしおです。
人生の役に立つかもしれない幸せのヒントを、今日も1つお届けします。
コミュニケーションの話です。
コミュニケーションを増やせばいいと誤解されやすいのですが、
増やした方がいい場合もあれば、
減らした方がいい場合もあります。
もし話すことで事がスムーズに行くのであれば、コミュニケーションを増やすとよいです。
でも、そんなことばかりでしょうか?
ちゃんと話せばわかり合えると思っていても、話してみるとわかり合えなかったって経験は誰しもがあると思います。
それでもまた、ちゃんと話せばわかり合えると思ってしまうものです。
人は自分の考えが正しいと思い込む傾向があります。
そして、話し合えばわかってもらえると思い込みます。
相手の立場・性格・知識・経験では正しくなかったりします。
おそらく過去の自分と今の自分でさえわかり合えません。
成長してますから。
ちょっとコミュニケーション取ってみて、意見が食い違うようであれぱ、すぐにはわかり合えないものだと思いましょう。
人は成長し、考えは変わるので、わかり合える日が来るかもしれませんが、多くの場合、わかり合えないままだと考える方が妥当でしょう。
変えられるのは人ではなく、自分だけとよく言われます。
自分からできるコミュニケーションの工夫をいくつか話して、今日の記事を終わりにします。
①あきらめる
多くの場合、相手に理解してもらいたいだけで、本当は相手に理解してもらう必要がなかったりします。
そんな場合は、理解してほしい気持ちを引っ込めましょう。
②さかのぼる
同じ会社の人間同士であれば、細かいところはわかり合えなくても、
会社のためであること、会社の方針の範疇であることまでは、同じ意見であることがほとんどでしょう。
同じ意見のところまでさかのぼるのも1つの手です。
③俯瞰してみる
多様な人間同士なので、良かれと思って、自分の正しさを押し付け合っています。
そうやって俯瞰することができれば、冷静に落としどころを見つけることができるのではないでしょうか。
自分の考えが正しいかではなく、相手にとって正しいかを冷静に考えましょう。
理解してほしいと焦らずに、まず相手を理解することに努めたいですね。
(僕が完璧にできているとは到底言えません。。。)
本日のおさらい
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人と人はわかり合えなくて当たり前。
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コミュニケーションを増やせば解決するわけではない。
以上です。
今日も最高の一日を!