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今日は珍しくイノベーションの話です。
こんにちは!研究者せしおです。
人生の役に立つかもしれない幸せのヒントを、今日も1つお届けします。
■イノベーションって何?
イノベーションとは、iPhoneのように社会に新しい価値を与えるものと捉えています。
最近はイノベーションを起こしたいと思っていない製造業の会社はないでしょう。
僕もイノベーションを起こしたい1人です。(大気中のCO2を減らしたい!)
こんなに皆がイノベーションを起こそうとしているのに頻繁に起きている感じはしません。
なぜなのか?
イノベーションの起こす方法を導き出すことは難しいですが、起きない理由は比較的簡単に考えることができます。
■イノベーションが起きにくい理由①
そうそう起こることのないものをイノベーションと呼びます。
なので必然的にイノベーションは起きにくい。
イノベーションがたくさん起きたら、人々には普通のことになり、イノベーションと呼ばなくなります。
トンチみたいですが、そんなことかなと思います。
■イノベーションが起きにくい理由②
それを言っちゃーおしまいなので、違う観点でも考えてみます。
イノベーションには多様性を受け入れることが大事だと言われています。
でも、人間の心理として同じ価値観だと落ち着きますよね。
そして、イノベーションには行動することが大事だと言われています。
でも、人間の心理としてしっかり考えた方が安全に感じます。
さらにイノベーションにはたくさん失敗することが大事だと言われています。
でも、当然人間の心理として失敗したくないですよね。
人間の心理のことごとく逆を行かないといけないため、イノベーションは起きにくいのだと思います。
特に日本の会社では、多数の意思決定者がいます。
人間の心理に反する意思決定は至難の業です。
まっとうな意思決定をすればするほど、イノベーションからは遠ざかります。
■イノベーションを起こす方法
日本の会社にも良いところはたくさんあります。
なんといっても、社内で研究開発する意欲とお金があることです。
研究者としては大変ありがたい。
一方で、会社の意思決定に問題はつきものです。
人は変化したい心理と変化したくない心理を同時に持ちます。
完璧を目指す意思決定だと身動きが取れなくなります。
皆が真面目なことが、新しい社会を作るには足かせになります。
そんな会社でイノベーションを起こそうとするのなら、会社のやり方に身をゆだねてはいけません。
個人個人が会社をうまく利用しようとするしたたかさが必要だと思っています。
コロナ禍も追い風として利用しつつ。
その上で、技術を知り、社会を知り、人の心理を知る。
仲間を集め、失敗を乗り越えて、繰り返しチャレンジする。
超高難度のイノベーションゲームです。
失敗ばかりなので、その道のりを楽しまないとやってられない。
僕はまずまず楽しんでやっているつもりです。
本日のおさらい
難しいことをゲームとして楽しんでみる。
以上です。
今日も最高の一日を!
この記事の甘い自己評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
(たまにはイノベーションの話題をお口直しに)