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僕は1人の研究者として、モノづくりだけでなく、ビジネスにも視野を広げようと楽しく勉強中です。
今日はお客さんの捉え方の話です。
こんにちは!研究者せしおです。
人生の役に立つかもしれない幸せのヒントを、今日も1つお届けします。
僕は製造業の会社に勤めています。
会社としては、良いモノを作ることで、世の中をより便利に安心安全にしようとしてきました。
資本主義中心の社会では、経済成長を追い求めます。
世界全体は便利で経済的に豊かになっていくはずです。
日本など既に便利で経済的に豊かになった国もたくさんあります。
便利な世の中になると、ビジネスとして便利さを提供することの価値が薄れていきます。
良くも悪くも、時代は変化していきます。
製造業としても、転換期なのかもしれません。
アップル社のiPhoneを例にすると、モノを売っているようで、アプリを含めた体験を売っていますよね。
もちろん便利さはあるものの、デザインを起点としたファンビジネスと捉えることもできます。
頭よりも心が動いて買っているイメージでしょうか。
日本にも今の時代を象徴するアカツキという会社があります。
ゲームなどを作っている会社です。
少し古いデータですが、2018年度の売上281億円、営業利益136億円。
売上の半分ぐらいが利益。
製造業では考えれないくらい高い利益率です。
アカツキのトップの塩田元規さん。
YouTubeで拝見して興味を持ち、本を出していたので読んでみました。
アカツキでは、お客さんをファンと捉えているようです。
これからは、ほぼ全ての業種がファンビジネスになっていくと予想しています。
ビジネスにおいて、デザインやアートを大切にする動きも必然的な流れなのでしょう。
何かを提供する側もされる側も、好き楽しい嬉しいなどの感情で動く。
悪くない世界観ではないでしょうか。
短期的にモノやサービスにお金を払ってもらえるかの視点よりも、長期的にファンになってもらえるかの視点の方が大事になってきそうです。
ブログも多かれ少なかれ、誰かのファンになったり、誰かにファンになってもらうようなものなのかな。
お金のやり取りの有無に関わらず。
本日のおさらい
お客さんはファンである。
参考元
・ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 、塩田元規、幻冬舎
以上です。
今日も最高の一日を!
この記事の甘い自己評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
(ファンとは何なのかも考えてみたい)