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こんにちは!研究者せしおです。
研究者としての記事が若干増えてきました。
今日は改めて自己紹介しつつ、研究者という職業について書きたいと思います。
僕はいわゆる製造業の会社の研究者です。
脱CO2に関わる化学プラントの研究開発を10年以上させていただいています。
製造業の仕事の流れは
「基礎研究⇒応用研究⇒商品開発⇒設計⇒生産⇒販売(⇒流通⇒お客さん)⇒アフターサービス」
みたいな感じ。
その中で僕の仕事は、応用研究に該当すると思われます。
研究者とお客さんとは遠い存在。
さらに言うと、お客さんは他の会社だったりします。
その会社のお客さん、そのまたお客さんが一般消費者だったりします。
要するに、研究者(僕)と一般消費者とはとても遠い存在です。
なので、役に立っているという感覚を得にくい職業だと思っています。
幸せの視点で考えてみます。
仕事には金銭的な報酬と精神的な報酬があると思います。
精神的な報酬とは「他者に喜んでもらえる」「知的好奇心が満たされる」など。
研究者はお客さんが遠いという点で「他者に喜んでもらえる」感が少ない。
その反面、「知的好奇心が満たされる」感が強い職業だと思います。
職場内の人間関係の中で「他者に喜んでもらえる」というのはいくらかありますけどね。
研究者をすごく悪く表現すると、税金や会社の売り上げで知的好奇心を満たして生活している人達です。
もちろん僕もその1人。。。
というか、知的好奇心を満たさなければ長くは続けられない職業なのかなとも思います。
職業だけでなく、関わる案件や人間関係や持ち前の性格によって、どんな時に喜びを感じるかは様々ありそうです。
皆さんは仕事(や家事や育児)でどんな時に喜びを感じますか?
みんな違って、結構面白い気がします。
仕事上での僕の場合。
新しい実験装置を作って、それが最初に正常に動いた時が特にうれしいです。
「ちゃんと動くかな?」という不安の後にやってくる、ほっとした喜び。
不安と喜びは隣り合わせなのですかね。
以上です。
今日も最高の一日を!