【1000個中の 456個目】
こんにちは!研究者せしおです。
前回、学びの2つのサイクルという話をしました。
学んだ結果、満足することで学びたくなくなる方向に感情が動く。
同時に視線が高くなることでもっと学びたくなる方向にも感情が動く。
今日は、マイバッグと2つのサイクルの話。
無理矢理考えました。
コンビニやスーパーなどでビニール袋が有料になり、マイバッグが普及しましたね。
「石油の使用を減らそう!」
「海に流れ出るマイクロプラスチックを減らそう!」
マイバッグに関しては、賛否あります。
「地球環境にいい」「誰もが取り組める」などの肯定的な意見。
一方、「ビニール袋だけ減らしても意味がない」「おしゃれなマイバッグをたくさん売って買って逆効果」などの否定的な意見。
脱CO2の研究者としては、ビニール袋をマイバッグに変えたところで、ほとんどCO2もプラスチックごみも減らないと思います。
僕の注目したいポイントは、マイバッグという取り組みが人々の地球環境への関心や行動を促進するかどうかということ。
マイバッグの満足サイクル
マイバッグに変えた結果、地球環境問題に取り込んでいる感が出る。
それで満足する。
人は言い訳できると安心する心理があります。
自分は環境問題に取り組んでいると安心し、これまで通りモノを買ってはゴミを出すし、電気も水もガソリンも使う。
マイバッグの不満足サイクル
マイバッグに変えたことをきっかけにもっと地球環境問題に取り組みたくなる。
人は一貫した行動を取りたくなる心理があります。
モノを大事に使ったり、包装の少ない商品を選んだし、節電したりする。
それだけでは不十分だと地球環境問題への関心を強くする。
つまり、ビニール袋をマイバッグに変えることで満足してこれまで通りの便利な生活をする動機にもなるし、
もっと地球環境に配慮した行動をしようとする動機にもなる。
マイバッグに限らず、地球環境問題への様々な対策が進められています。
何かをやって満足するのか、それきっかけにしてもっとやりたくなるのか。
個人個人の心理的な部分に大きな影響を受けるように思います。
以上です。
また次回!
今日も最高の一日を!