幸せに生きるための、たった1000のこと

〜幸せのヒントブログ〜

人間の善意の怖さ

【1000個中の 463個目】

 

こんにちは!研究者せしおです。

 

 

世の中の大半は善意で成り立っていると思っています。

誰しも自分なりの正義があり、良かれと思って行動している。

 

 

それでいて全体としては理不尽な世の中になっている。

誰かにとっての善意が、他の誰かにとっては悪意に見えたり、過度なお節介だったりする。

心理学系の本を読んでいると、極悪人でさえ自分の正義を貫いていたりするようです。

 

 

悪気がなく押し付けてくる善意は怖い。

自分が正しいことをしていると思ってるから。

否定しにくいし、否定しても気づかれなかったり、逆上したりする。

 

 

仕事では心配して自分の考えを押し付けてくる人がいる。

例えば、会議で良かれと思ってコメントをしてくださる。

そこはたいして重要じゃないから気にしないで欲しいと思っても、その言葉一つ一つは非常に正論っぽくて否定しにくい。

 

 

逆に自分が間違っているかもしれないと思って、それでもアドバイスしてくれる人はとても助かる。

そのアドバイスが役に立つと思えば受け入れればよいし、違うと思えば受け入れなくてよい。

 

 

残念ながら、そういう感じのいい人はあまり出世できていないようにも思う。

でも10年前と比べれば、正論を押し付けてくるトップ層は格段に減ってきた気はする。

そこは明るい兆しと捉えたい。

 

 

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多かれ少なかれ、自分は被害者であり、加害者でもあるのだと思います。

僕のアドバイスと他の人のアドバイスに挟まれて苦しんでいる人はきっといる。

 

 

自分に都合のいい善意を自覚する。

足かせにならないようにアドバイスをする。

時にはアドバイスを言いたいのをこらえて見守る。

そんなカッコいい人間でありたいなーと思います。

これまた修業が足りてませんけど。。。

 

 

以上です。 

また次回!

今日も最高の一日を!