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こんにちは!研究者せしおです。
今日のキーワードは「学歴と年収」
まずは教育経済学の中室牧子さんの話。(の僕の理解)
学歴と年収には相関がある。
つまり、学歴が高いほど年収は高くなる傾向がある。
しかし、因果関係には疑問がある。
①偏差値の高い大学に入ったら年収が高くなるのか。
②年収が高くなる素質を持っている人が偏差値の高い大学に入っているのか。
とある研究によると①ではなく、②であるとのこと。
大学に関係なく、その人の素質なりの年収になる。
つまり、あなたやあなたのお子さんは第一志望の高校や大学に入ろうが、第二志望であろうが年収にはあまり関係がない。
と、科学的に証明されている。
さらに言うと、
勉強よりも勉強以外の非認知能力(コミュニケーション能力など)の方を伸ばした方が社会に出てから役に立つ。
さらにさらに言うと、
ぎりぎり第一志望に入って下位の成績になるよりも、第二志望に入って上位の成績の方が、自分に自信が持てて勉強に勤しむようになりやすい。
自分よりも優秀な人の中に入るよりも、自分が優秀である方が努力は促進されやすい。
ここからは僕の話。
僕は高校受験では第一志望に落ちて第二志望の高校に入りました。
自分で言うのもなんですが、高校では入学当初から成績優秀。
特に劣等感を持つことなく、勉強に部活に楽しんできました。
一方、大学受験では本当に運よく第一志望の大学に入りました。
その結果、大学では後ろから数えた方が早い成績。
劣等感満載で、勉強から逃げ、サークル活動を楽しみました。
結果的には研究というものに出会えて救われましたが、
自分の実力よりも上の大学の劣等生になることは結構つらいことと思います。
そんな経験もあり、自分の能力にあった学校に行けばいいのかなと思っています。
子育てにおいて、わが子にはたくさん勉強してもらって、少しでも偏差値の高い学校に入ってほしいというのが一般的な親心かもしれません。
とはいえ、自分の実力に見合わない学校では、劣等感と共に生きていくことになるという考え方もある。
そう思えれば、もっと力を抜いて子供の教育に関われるような気がします。
僕は子供の自発的な努力量で勉強していればよいのかなと思ってます。
僕も妻も元々教育熱心とは程遠い感じ。
「勉強しろ」と言われて育ってこなかったですし、「勉強しろ」とも言って育てていない。
悪く言えば放置、良く言えば見守っている。
基本は問題が起きない限り、保育園や学校任せです。
そして、今のところ問題らしい問題は起きたことがありません。
これらは最初から決めていたわけではなく、子供と接していたらこうなった感じ。
子供次第で教育的な関わり方は変わっていくものなのかもしれません。
最後に。
保育や教育に関わる先生方、いつもありがとうございます!
お友達、いつもありがとう!
以上です。
また次回!
今日も最高の一日を!