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こんにちは!研究者せしおです。
今日のキーワードは「親の言葉」
またまた為末大さんの話。(の僕の理解)
今回が最終回。
「陸上なんて、いつだってやめていい」
と母親に言われて育ち、引退するまで言われ続けていた。
だからこそ、長く競技生活を続けてくることができた。
トップアスリートには努力が必須。
でも、その努力で勝者になれるのは極少数で、多くの人は努力をした上で敗者になる。
そういう実情がある。
そんな過酷な環境の中で「陸上を続けろ」と言われて育ち、
陸上することが義務であったら、ここまで長く楽しむことはできなかったかもしれない。
ここからは僕の話。
好きで始めたことでも義務になったら、楽しめなくなる。
僕はその感覚が強くあります。
プレッシャーはなさすぎても、ありすぎても楽しめないものかなと思います。
どの程度のプレッシャーが意欲をかきたてるのかは、人によって異なる。
僕の場合、「いつだってやめていい」と言って見守ってくれる人がいることは相当大きな支えになると思います。
「いつだってやめていい」という声かけが絶対的な正解ではないと思います。
ただ、子育てする中で、このような声かけを自分の子供に対して実験してみる価値はある。
我が家では、
「宿題しても、しなくてもいい」
「ゲームしても、しなくてもいい」
というような声かけをしてみています。
自分の判断で決めてというニュアンスで。
今のところ、宿題もゲームも自主的にしています。
このような声かけが正解かはわかりません。
正解なんてないと思います。
子育ては親だけがしているわけではなく、先生や友達からの影響も大きい。
何が原因で、何が結果かは判断すらつきません。
親の影響なんて一部に過ぎない。
そう思って気楽に実験感覚で子育てを楽しんでいければと思っています。
偉そうに言うほど子供には介入していませんし、見守り型の子育てですけど。
子供を無視するとか暴力を振るうとか極端な子育てをしない限りは、
親がどんな子育てをしようとも、
子供は本来持って生まれた素質を開花させる方向に勝手に進んでいくものなのかもしれません。
子供は勝手に育つ。
親としては少し寂しい気もしますが、そんなものかなと思ってます。
以上です。
今日も最高の一日を!