幸せに生きるための、たった1000のこと

〜幸せのヒントブログ〜

言いにくいことをうまく伝える

【1000個中の 549個目】

 

こんにちは! 研究者せしおです。

今日のキーワードは「難しい会話」

 

 

まずは心理学の話。

交渉や主義主張に関する難しい会話の中では、言いにくいことを伝えないといけない時がある。

 

 

事実をめぐる会話

事実を正そうとして会話をすると、自分の事実と相手の事実が対立することになる。

あくまで自分の解釈であるという姿勢と、相手のものの見方を知ろうという姿勢が大切である。

 

 

感情をめぐる会話

お互い、あるいは、片方が感情的になっている時。

感情を排除して、事実をめぐる会話に持ち込もうとしてもうまくいかないものである。

なぜなら、本質的に感情をめぐる議論であるのだから。

 

 

アイデンティティをめぐる議論

自分の評価や存在意義に関する議論。

例えば、人事的な面談など。

単なる金銭的な話ではなく、自尊心が関係してくる。

 

 

交渉などの難しい会話では、事実と感情とアイデンティティの3つの種類の会話が同時進行している。

 

 

相手を責めず、協力して問題解決する姿勢が大切。

相手の話を聞いて、理解しようとすることからスタートする。

人は原則として理解されているという実感がない限り、変わることはない。

 

 

時には感情を伝えることも大切である。

ただし、感情的にならずに冷静に伝えることだ。

 

 

小手先のテクニックではなく、お互いの要求に好奇心を持ってお互いを理解しようとする方が気持ちがいい。

 

 

ここからは僕の話。

僕は研究者。

お客さん相手の仕事ではないので、そこまで難しい場面はそもそも少ない方だと思います。

それでも、研究予算を確保する必要があるので、交渉ゴトはなくはない。

 

 

そんな難しい会話の時は、自分の頭の中で色々と論理を組み立てて説得したくなっちゃいます。

でも、一旦落ち着いて相手を理解しようと試みることも大切ですね。

なかなかできてない気がしますけど。

 

 

f:id:Seshio-Researcher:20210905215014j:image

 

 

言いにくいことをうまく伝える。

そこに魔法の言葉があるわけではなく、相手を理解するところから始める。

地道な感じはしますが、現実はそうなのでしょうね。

安易に魔法を求めてはいけませんね。

 

 

基本的には、あまり難しい交渉に陥らないようにしたいです。

日頃から信頼されるように謙虚に誠実に行動する。

そして、交渉ゴトに勝ちたいというこだわりを持たないようにする。

 

 

もし研究予算が半減してもやりくりしますよ。

むしろ予算を出す側の期待値が下がってやりやすい。

そんなところが自分でコントロールできるところでしょうかね。

 

 

以上です。

今日も最高の一日を!