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こんにちは! 研究者せしおです。
サピエンス全史シリーズの第3回です。
今回のキーワードは「噂話」
まずは本の内容から。
(僕の解釈で意訳してます)
僕達ホモ・サピエンスが他の人類より優れていたのは脳の大きさでも体の強さでもなかったと言われています。
ホモ・サピエンスが優れていたのは、大人数で協力できること。
大人数で協力するのに一役買ったのが言葉の進化。
なかでも噂話が重要な役割を担ったという説があるようです。
噂話と聞くと悪いイメージですかね。
噂話はその集団の中で、誰が誰を好きか嫌いか、誰が信頼できるかずるをするかなどを明らかにします。
これらは家族や親族を超えた集団を運用するために効果的であったようです。
チンパンジーは数十頭で群れをなすことが多いが、人間が知り合いとしてつながれる人数は150人くらいと言われています。
噂話のおかげかもしれません。
この数字は現在の会社組織でも重んじられていて、150人単位で組織を分けることが今日でも一般的のようです。
僕の実感とも合ってます。
ここからは僕の話。
食べ物を見つけて生きていくのがやっとだったはずの10万年くらい前。
噂話という一見無駄な能力をおそらく突然変異的に身につけたのだと思います。
そのおかげで一緒に行動できる集団の人数が増えた。
なかなか面白い発明をした祖先達だと思いました。
現代もその発明をしっかりと受け継いでいますね。
誰かが結婚したとか不倫したとか。
そういう噂話やゴシップは無駄だと思いつつ、そういうことが気になるようにできているですね。
第4回では、ホモ・サピエンスが1万人や1億人とも協力し、さらに勢力を拡大するようになった謎に迫りたいと思います。
以上です。
今日も最高の一日を!
↓YouTube見逃し配信(作成中の次回作、ようやく大枠ができてきました。あと少し。)