幸せに生きるための、たった1000のこと

〜幸せのヒントブログ〜

幸せが幸せでなくなる時

【1000個中の 688個目】

 

こんにちは! 研究者せしおです。

今日のキーワードは「比べる」

 

 

前回、様々な視点を持つことで選択肢が増えて生きやすくなるのではないかという話をしました。

でも、考えてみたら逆もあるなーと思いました。

 

 

たとえばブータンの話。

ブータンと聞くと、幸せな国というイメージがありました。

でも、携帯電話やインターネットが普及してから一変したらしいです。

 

 

軽く検索した程度の知識ですが、ブータンは決して裕福とは言えない生活でありながら、2013年は幸福度で世界8位。

家があり、食べ物があり、家族がいれば十分だという国民性があったようです。

 

 

それが2019年には95位となりました。

携帯電話やインターネットの普及によって、他国の裕福な暮らしを知ってしまったことが原因と考えられているようです。

つまり、自分達の生活と、他国の生活とを比べてしまったわけです。

 

 

様々な視点を持つことで、自分の取り得る選択肢が増えるような場合は、プラスの影響の方が多いかもしれません。

ただ、様々な視点は持てたものの、それらを自分が選択すらできない時はどうでしょう?

 

 

自分より裕福な人、能力の高い人、運のいい人。

そういう人がたくさんいることを知ってしまう。

そして、自分はその選択は取れないことも同時に知ってしまう。

そうなると、マイナスの影響の方が大きそうです。

嫉妬だったり、それ以上の無力感だったり。

 

 

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様々な視点を持つことで幸せになる、と思えること。

それ自体、日本という国に生まれ、その他諸々の環境に恵まれたおかげかもしれません。

 

 

他国や他者と比べること。

これはプラスにもマイナスにも作用すると思います。

参考になったり、やる気の源になったりします。

嫉妬したり、無力感につながったりもします。

 

 

比べるということとの付き合い方は、とてもデリケートでとても重要な人生の課題だなーと、改めて思いました。

 

 

以上です。

今日も最高の一日を!