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こんにちは! 研究者せしおです。
今日のキーワードは「未知」
僕はなぜ研究が好きなのか。
どんな研究が好きなのか。
これまでを振り返りながら考えてみます。
研究に出会ったのは、大学4年になって研究室に所属するようになってから。
CO2関係の研究室でした。
大学では1年間、触媒での排ガス浄化の研究。
大学院では2年間、燃料電池の電極材料の研究をしました。
いずれも化学反応を伴う現象で、仮説を立てて実験をしました。
結果が出たからといって明確に証明できるわけでもなく、謎は深まるばかりでした。
そんなわからなさ加減が好きなのかもしれません。
ある意味では、実験する度に予想外の答えが返ってきます。
ある意味では、未知との遭遇を楽しめる。
大学院を卒業(修了)してから、製造業の会社の研究所に入りました。
会社の研究では、年度ごとに数値目標を掲げます。
でも、その目標を達成することはあまり嬉しいとは感じた記憶がありません。
嬉しくないけど、達成しないと報告が面倒なことになるといった印象です。
自分で考えて作った実験装置が、それなりに動いてそれなりの実験データが得られた時、1番嬉しい気がします。
自分で考えただけあってうまく動くか不安なので、その不安が解消された時の嬉しさなのかもしれません。
↑こんな感じなこともする
化学実験は手間もかかるし、明確な答えが出ないからこそ、僕レベルでもなんとかやっていけているような気がします。
単純に学力が高ければいいわけではないので、自分の存在意義が感じられる。
自分の能力的に、身の丈に合ったところで落ち着いたということですかね。
ハハハ。
以上です。
今日も最高の一日を!