【1000個中の 865個目】
こんにちは! 研究者せしおです。
お金の3つの機能があると言われています。
交換、保存、尺度。
交換はわかりやすいと思います。
100円があれば100円の商品と交換できます。
人との信頼関係を築くことなく、お金とモノ、お金とサービスを交換できます。
お金自体に信用があるからですね。
次に、保存。
自分がりんご農家だとして、りんごと米を交換することはできるかもしれません。
でも、りんごを長く保存しておくことができないので、収穫した時しか交換できません。
お金は腐ることがないので、保存することができます。
最後に、尺度。
りんご一個100円など、値付けすることができます。
モノやサービスの価値を数値化して価格にすることができます。
価格があるから、スムーズにお金と交換できます。
交換、保存、尺度。
単純な機能に思えますが、このおかげもあって資本主義や市場が回っているのだと思います。
研究という実態のない仕事でも給料として謎に尺度化されていて、お金をもらえて保存して、必要な時に食べ物と交換する。
僕はそうやって食べていると捉えることもできそうです。
考えてみると、とても不思議であり、とてもありがたいことです。
↑ りんごがこの状態であることに違和感が。切り落とされたものがりんごって感じがします。
お金には色々と負の側面もあると思います。
交換できてしまうだけに、信頼関係が希薄になったりします。
保存できてしまうだけに、貯め込むことでお金が回らなくなったりします。
お金という尺度があるだけに、測れない友情や愛情などが置いてけぼりになったりします。
それでもお金は、社会を駆動しているすごい仕組みだと思います。
なかなか他の仕組みで代替できなくて、数百年(?)の間、資本主義が続いているのでしょう。
そこまで長い歴史でもないので、まだまだ改善の余地はありそうですけど。
僕はどちらかと言うと、ある程度のお金があれば満足する性格です。
お金を使うのも稼ぐのも、ストレス的に苦手だと思っています。
感情は一旦置いておいて、客観的にお金という仕組みを見てみると、とてもうまく機能しているなーと感心します。
人見知りな僕でも、対人関係として精神をすり減らすことなく、物を買えます。
最近は、人となるべく関わらないようにネットかセルフレジで。
宅配受け取りの対人関係すらプチストレスですが。
ハハハ。
以上です。
今日も最高の一日を!