【1004個目】
こんにちは! 研究者せしおです。
まずは、ポジティブ心理学の本からの引用です。
ポジティブ心理学とは、私たちが生まれてから死ぬまで、またその間のあらゆる出来事について、人生でよい方向に向かうことについて科学的に研究する学問である。
一般的な心理学という学問が、人々の苦しみを取り除くことに時間を割いてきたことのアンチテーゼとして、ポジティブ心理学は幸せなどの良い方向にも目を向ける学問のようです。
もう一つ、引用します。
誰もが皆、人生山あり谷ありで、ポジティブ心理学は人生にそんな谷があることを否定するものではない。
よい面だけでなく、悪い面も扱っているようです。
幸せも苦しみも扱うようです。
よかったよかった。
ポジティブのみではないようで。
ここからは僕の話。
日本は、キリスト教などの宗教的な土台があまりありません。
宗教という言葉へのアレルギー的な反応もしばしば見受けられるように思います。
初詣に行っても、教えを乞うどころか、一方的にお願い事をして終わりです。
ハハハ。
古代より、宗教は幸せや倫理観のようなものを扱ってきたと認識してきます。
近代に入り、科学が台頭してきたことにより、技術的には大きく発展してきました。
その反面、幸せのような科学ではまだ捉えきれていない領域が置き去りになっている感じもします。
そこをポジティブ心理学に委ねるというほどの期待はしていませんが、何かしらのヒントはもらえるのではというくらいの期待はしています。
以上です。
今日も最高の一日を!
↓参考図書
ポジティブ心理学入門 「よい生き方」を科学的に考える方法
クリストファー・ピーターソン、宇野カオリ訳、春秋社、2012年