【1012個目】
こんにちは! 研究者せしおです。
ポジティブ心理学の本の内容から。
ネガティブ感情には、特有の行動傾向があるようです。
恐怖は、逃げたいと思うように仕向けます。
怒りは、攻撃したいと思うように仕向けます。
一方で、ポジティブ感情は特有の行動とは結びついていないという点で、ネガティブ感情とは少し種類が異なるもののようです。
ネガティブ感情は繰り返しのパターンがあり、ポジティブ感情はそういうパターン処理ではない。
ネガティブ感情は見返りを今に求め、ポジティブ感情は見返りを未来に求めている。
ここからは僕の話。
ネガティブ感情は特定のパターンがあり、ポジティブ感情は特定のパターンがないというのは、僕にとって新鮮な見方でした。
必ずしも当てはまるわけではないような気もしますが、大まかにはそのような傾向がありそうです。
ポジティブ感情と未来のつながりを考えるのは面白そうです。
↑ どんな未来が待っているのでしょう。
僕の研究という仕事は、2030年や2050年といった未来に対して準備をしているものだったりします。
ネガティブ感情の持つ短期的でパターン化された視点だけでなく、ポジティブ感情の持つ長期的でパターン化されていない視点というのを持つ。
そうすることで、得られる成果も少し変わってくるような気がしました。
なんとなく。
以上です。
今日も最高の一日を!
↓参考図書
ポジティブ心理学入門 「よい生き方」を科学的に考える方法
クリストファー・ピーターソン、宇野カオリ訳、春秋社、2012年