【1029個目】
こんにちは! 研究者せしおです。
ポジティブ心理学の本の内容から。
よい制度の章より、よい育児について。
育児スタイルは主に3つに分類される。
①権威主義的な育児スタイル
懲罰的、冷徹、子供が自分で物事を決めることをよしとしない。
→不幸で、依存的で、従順な子供になる傾向。
②許容的な育児スタイル
甘い、自由、子供を支配しない。
→外向的で、未熟で落ち着きがなく、攻撃性を持つ子供になる傾向。
③威厳のある育児スタイル
話し合う、制限と理由の説明、自立に応じた自由。
→友好的で協力的、責任感があり、自立的な子供になる傾向。
(本書では③を最高のアプローチとしている)
ここからは僕の話。
ポジティブ心理学からは心理カウンセリング的ではなく、世の中一般を良くしようとする意思を感じます。
よい育児やよい職場やよい社会について書かれていました。
②の許容的な育児スタイルがなんとなくの僕の理想です。
本書では、あまり良くないとされていますね。
ハハハ。
結果的には、②のように許容しきれないところがあり、①と③も混ざっている印象です。
あとは、保育園や学校や学童で触れ合う大人からの学びで③の威厳のある育児を補ってきたのかもしれません。
↑ 人間の育児とは、狩猟採集時代まで歴史をさかのぼると何十人の集団の中で行われてきたのでしょうね。色々な育児スタイルの混合だったと推測します。
許容的な育児スタイルで育まれやすい攻撃性は、少なくとも我が家の子供たちに育まれてないと思います。
あくまで一説であって、育児スタイルにおける傾向であって、元々の気質も影響するでしょう。
子育ては複雑で、何が正解かよくわかりません。
本に書いてあることが唯一の正解ではないと思います。
とりあえず、今のところ結果オーライと認識しておきます。
ハハハ。
以上です。
今日も最高の一日を!
↓参考図書
ポジティブ心理学入門 「よい生き方」を科学的に考える方法
クリストファー・ピーターソン、宇野カオリ訳、春秋社、2012年