【1060個目】
こんにちは! 研究者せしおです。
哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。
まずは、本の内容から。
特に観光するところがない駅で、電車を4時間待たなければいけない。
何もする気にならない。
時計を見るが、まだ3時間50分ある。
行ったり来たりしてみる。
時計を見るが、まだ3時間45分ある。
(正確に覚えてないので、なんとなくのイメージで書きました。)
ここからは僕の話。
駅の待ち時間のような状態が典型的な退屈の1つ。
本書では時間がぐずつく、引き止められるというような表現をしていました。
それに伴うむなしい時間に、人は耐えられないと。
先ほどの駅の待ち時間。
途方に暮れるような待ち時間。
わかりやすい例で、想像できないことはないのですが、どこかとても懐かしい昔のイメージがあります。
今はスマホがすきま時間を埋めてくれちゃいますし、電車を長く待つこともあまりない。
10分待つこともほとんどありません。
良くも悪くも、退屈な時間が待てていないと思いました。
スマホがなかった頃の、電車や飛行機の中での時間が懐かしいです。
以上です。
今日も最高の一日を!