【1076個目】
こんにちは! 研究者せしおです。
哲学者の國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」(新潮文庫)を読んでいます。
今回は、3つの結論の3つ目の内容です。
人間が人間らしく生きると退屈とは切り離せない。
だとすると、動物になることが退屈から逃れる1つの方法と考えることができるのではないか。
ここからは僕の話。
本書を読み込まないとわかってこないような結論のように思います。
動物になるとは何か。
僕なりに説明します。
人間は、家庭では家族の一員であったり、仕事では会社の一員であったりします。
そうやって、いくつもの世界を行ったり来たりできる。
その頻度が高いのが人間であると、それこそ本書の世界では繰り返し書かれています。
動物になるとは、1つの世界にとどまることである。
瞬間的には誰もが行なっていることで、たとえばブログを書いている時には、ブログの世界に没入しているわけです。
↑ 本物の動物になるとしたら、猫かニャー?犬かワン?
ブログの世界に没頭できる時と、できない時があります。
ブログに限らず、その世界世界に没頭できている時は退屈とは無縁となる印象があります。
要するに、仕事や趣味を取っ替え引っ替えせずに、丁寧に1つずつ楽しんでいけばいいのかなと思いました。
僕の感覚では3つくらい没頭できることを持って、それぞれ3年くらいの頻度で少し替えてみるのがちょうど良い印象です。
と言いながら、何も変えずに4年目に突入しているブログです。
ハハハ。
以上です。
今日も最高の一日を!