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こんにちは! 研究者せしおです。
↓ 先日のガネしゃんさん (id:yu_me_po-lly)の記事が心に残りました。
同じような内容になるかもしれませんが、僕なりに考えてみたいと思います。
多かれ少なかれ、夢や目標みたいなものがあります。
生きる意味を、ずっとゆるーく考え続けている気がします。
幸いにも妻と出会い、2人の子供達に恵まれました。
コロナ禍で家にひきこもっている時でも、この4人がいれば、それだけで幸せと思える家族です。
一方で、仕事面では満足できる成果をあげられていない印象をずっと持っています。
僕は製造業の研究者です。
入社する前から、地球温暖化の解決に貢献したいと考えていました。
今思えば、安易な考えでした。
実際に関わってみると、地球温暖化はとても手強い印象。
CO2を回収して地中深く埋めたり、CO2を有効に利用したりすることにはお金がかかります。
炭素税などで、CO2を減らすことにお金が回ってこないと大規模に進めることができません。
炭素税などが年々増えてくる未来を想像していましたが、逆にリーマンショックなどの数々の経済危機で炭素税どころではない国が続出。
政権が交代して、政策を変える国も続出して、CO2の市場が形成されないもどかしい時期が続きました。
極め付けは、コロナ禍。
経済も低迷し、またかと思いました。
しかし、なぜか経済復興に温暖化対策を絡めていこうという流れに。
SDGsやカーボンニュートラル宣言も後押し。
今はCO2バブル的な追い風状況です。
CO2バブル崩壊の怖さもありますが。
そんなわけで、少しずつ進み始めた地球温暖化対策の気運。
僕の関わるいくつかの研究もやりやすくなってきた印象です。
先日、報告させていただきましたが、研究の1つが商品化しそうな段階です。
とはいえ、地球温暖化対策に貢献できるところには、まだまだと思います。
10年以上かかって、ようやくはじめの一歩。
地球温暖化に貢献できている自分が、高校生くらいの頃からなりたかった自分の1つです。
なかなかなれるものではなさそうです。
いまだに先は長い印象ですが、地球温暖化に貢献しようとしている自分は、ありたい自分の1つです。
断言できるほどではないですが、ある程度はありたい自分なのではないかと思います。
地球温暖化対策というのは壮大なテーマで、関連する研究は、ほとんどが成功はしないのだろうと思います。
自分の研究がどれも失敗に終わることが確率的にはとても高いのだと、客観的には思います。
成否は一旦置いておいて、そのために努力した1人であること。
それだけで意味はあるような気がしますし、それがありたい自分なのだと思います。
ありたい自分だけで完全に満足してもいけない気がします。
なりたい自分もゆるーく目指します。
度々、心が揺れて、研究している意味がふらついたりもしまくりなのですが。
ハハハ。
以上です。長くなりました。
今日も最高の一日を!