【1107個目】
こんにちは! 研究者せしおです。
僕はここ5〜10年、読書が趣味になってきました。
子供の頃からの趣味というわけではないので、まだまだ総読書量は少ないと思っています。
本の種類としては、ビジネス書も読むし、小説も読みます。
自己啓発本っぽいものは、最近は避けているつもりですが、小説だと思って読んでいたら小説風の自己啓発本だったりすることもあります。
そのような本では、主人公がメンターの教えによって、前向きになって成長していきます。
最初はメンターを疑っていた主人公も、徐々に感化され、メンターの教えによって些細な成功を次々と手にしていきます。
小説という短い内容に自己啓発の教えを詰め込むのでそうなっちゃうのだと思うのですが、実際はそんなに甘くはないよと思って読んでます。
主人公の素直な信じる心が少し羨ましくもありながら、たくさんの違和感を抱きます。
もっと疑おうよと思ってしまいます。
なんとなくですが、人それぞれ、自分のことはそれなりに考えて生きているように思います。
なので、それなりに現状の状況に対して工夫して生きているものと思います。
そこに新たな教えが入り込んできた時、試してみる価値はあると思いますが、鵜呑みにするのはとても怖いと感じます。
自分の型がある程度できている中で、他者の成功法則を素直に取り込むと、逆にバランスが崩れることの方が多いように思います。
極端な例としては、チャレンジが大事と教えられて、子供の頃の夢に挑戦しようと運動苦手な大人がプロ野球選手を目指し始めてもなんだか怖いです。
そこまで極端ではないにせよ、小説の中の主人公に似たものを感じてしまいました。
他者の教訓に素直に従うよりも、今の自分の型の中でコツコツとやっていくことの方が大事に感じます。
他者の教訓は参考程度に聞いておけば、自然と自分の型に合うものが適度な割合で溶け込んで洗練されていくものと思います。
信じる心と疑う心は、同時に持っていたいです。
僕は疑う心が強すぎて、頑固すぎるところがあるのかもしれませんが。
ハハハ。
以上です。
今日も最高の一日を!