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努力は報われると思いますか?
努力が報われる世界がいいですか?
僕は努力は報われないからこそ面白いと思います。
こんにちは!研究者せしおです。
人生の役に立つかもしれない幸せのヒントを、今日も1つお届けします。
今日は努力の話です。
その前に雑談を少々。
僕は、地球温暖化防止のための研究開発をしています。(コロナの影響で、研究開発投資がどうなるかわからない不安の中にいます)
研究開発と聞くとすごそうと思う人もいるかもしれませんが、実はほとんどが失敗です。(失敗は成功の元なので、無駄なわけではないですが)
人生で一つも製品やサービスを生み出せずに研究者生活を終える人はいくらでもいます。
苦しんで努力していたら、身が持ちません。
僕は、人生を楽しみながら、没頭するように幸せな努力をするのは割と得意です。
■努力は報われない
言葉の定義として、
報われる=お金が得られる≠幸せになる
とします。
研究者に限らず、ビジネスの世界では、
自分の得意なことで楽々と成果を出す人がいます。
自分の苦手なことを努力して成果を出せない人もいます。
努力はある程度は必要で良いことだとは思いますが、必ずしも報われない世界です。
■そもそも、努力が報われる世界は幸せか?
もし、努力が報われる世界だったら、それは努力が成果に直結する世界です。
一見、良いことのように思えますが、努力したもん勝ちの世界です。
極論すると、努力しないと成果が出ない、お金を儲けられない世界です。
きっとその世界では、どんなに苦しんでも努力することが正義となるでしょう。
実際の世界はラッキーなことに、努力することも大事だし、人柄も大事だし、運も大事です。
そして、誰もが1日24時間に限られ、全てに努力することはできません。
みんなが苦手なのに自分は得意なことや、みんなが嫌いなのに自分は好きなことを磨くことで成果につながったりします。
僕は努力は報われないからこそ、自分らしく努力できて面白いのだと思います。
■社会を恨む方法
逆説的に社会を恨む方法を考えるとこんな感じです。
努力は報われると信じて、上の命令に従って、苦しんで努力して、家族に嫌われて、体も壊して、結果として成果が出ない、評価もされない。
見事に社会を恨むことができます。
社会を恨む方法の逆を行くと良いと思います。
第一に、努力は報われると思わないことが大切です。(期待値コントロール)
■努力の仕方を選ぶ時代
僕は無駄な努力はないと思ってます。
遠回りに何かの役に立つ日が来るかもしれません。
無駄な努力をしたと反省して次に活かせるかもしれません。
とはいえ、苦しむ努力は程々にしましょう。
人や社会を恨まなくて済むような努力をおすすめします。
好きなことに努力するか、人生の目標のために努力するか、とりあえず目の前のことに努力するか、一旦努力するのをやめてみるか、どんな努力の仕方もあなたは選択できます。
本日のおさらい
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努力は報われると思わないことが大切。
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報われなくても社会を恨まないような幸せな努力をしよう。
以上です。
今日も最高の一日を!