幸せに生きるための、たった1000のこと

〜幸せのヒントブログ〜

律速(りっそく)がその場を支配する

【1000個中の 519個目】

 

こんにちは! 研究者せしおです。

今日のキーワードは「律速」

 

 

僕は研究で律速(りっそく)という言葉をたまに使います。

頭の中では常に意識している言葉の1つ。

実は専門用語で、一般には知らない人も多い言葉のようです。

英訳はボトルネックらしい。

こちらの方が有名でしょうか。

 

 

僕の理解では、それが原因で進まないものを律速と呼びます。

「その仕事は何が律速なの?」

「いやー、実験装置の部品がまだ届かなくて。」

この場合、部品がないことで先に進めない状態。

部品が届かないことが律速となっています。

 

 

割と便利な言葉です。

料理を作っている時、おかずはできたけどお米が炊けていない場合。

白ご飯が律速となります。

 

 

改善しようとする時はまず律速に注目する。

次からはお米を予め炊いておく、早炊きモードにする、いざという時のためにパンや麺類を準備しておくなどの対策が考えられます。

 

 

その律速が解決すると、次に遅いものが律速になります。

スープを煮込む時間だったり、野菜を炒める時間だったり。

そうやって早く料理を作り終えることができるようになります。

(早く料理を作りたい場合)

 

 

f:id:Seshio-Researcher:20210730155411j:image

 

 

逆に捉えると、律速がその場を支配しているとも言えます。

全体のスピードをコントロールできる立場にある。

 

 

仕事で自分が律速になっている場合。

自分の仕事が終わっていないせいで、全体が止まっている状態。

普通に考えれば、罪悪感を持ちます。

逆に考えれば、自分しかできないことを自分がやってやっているのだと開き直ることもできますかね。

単なる自己正当化でしょうか。。。

 

 

以上です。

今日も最高の一日を!