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こんにちは! 研究者せしおです。
今日のキーワードは「スキル」
コロナ禍になって、働き方改革という言葉をあまり聞かなくなりました。
会社が自ら起こす改革よりも、ずいぶんと大きな力がうごめいているからでしょうか。
話題が古い感じがしますが、リモートワークを本当の意味で実現したのは、働き方改革ではなくコロナと言ってもよいでしょう。
ということで、僕の会社の中でも働き方改革という表現はあまり使われてないです。
とはいえ、その延長線上の活動は続いています。
働き方改革というより、ウィズコロナの働き方に対応していこうというような活動です。
前置きが長くなりました。
そんな活動の中で、若手社員がベテラン社員に話を聞くという場面がありました。(ウェブ会議法式)
若手社員は真面目な若手社員らしく、
「若い頃に身につけておいた方がよいスキルは何ですか?」
というようなことを聞いていました。
それに対してベテラン社員は、
「特にないよ」
というような意味の回答をしていました。
そのベテラン社員はその真意について語ったわけではないですが、僕は深いなーと思いました。
ここからは僕の話。
スキルという言葉の意味は、才能やセンスといったものに関係なく、学べば誰でもある程度身につけられる能力というようなものだと僕は認識しています。
僕自身、あまりスキルという言葉に意義を感じていません。
小手先のテクニックというような悪いイメージを持ってしまいます。
極論すれば、身につけるべきスキルは人それぞれ。
例えば、英語は仕事に役立つスキルかもしれません。
でも、英語を全く使わない仕事では英語が役立つシーンはほぼないでしょう。
一方で、英語をある程度身につけようとするならば1000時間くらいの学習時間は必要かもしれません。(せしおの経験より)
スキルをなんの労力もなしに身につけられるのであれば、スキルはたくさんあった方がいいのかもしれません。
しかし実際には、時間という労力をたくさん使います。
何らかのスキルを身につけるとしたら、
- 自分の仕事に合ったスキル
- 自分の才能やセンスを活かすためのスキル
- 自分の好きなスキル
のいずれかを選ぶのがいいですかね。
とはいえ若い頃には、自分のことや仕事のことをあまり理解できていないことでしょう。
スキルを身につけるよりも、目の前の仕事に取り組むことが大切だと思います。
仕事をしていく上で、時間を割いてでも身につけたいと思えるスキルがもし出てきたら、それから学んでも全く遅くないと思います。
結果的に先程の例の英語を学ぶにしても、必要と感じてから学ぶ方がどんなレベルの英語能力を目指すのかが明確になるし、自然と努力できるものだと思います。
僕は40歳になりましたが、いまだに自分のことや仕事のことを理解できている気がしない。
まだまだこれから、たくさんの学びを楽しめそうです。
以上です。
今日も最高の一日を!