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こんにちは! 研究者せしおです。
今日のキーワードは「価値基準」
鬼滅の刃の話です。
知らない人はごめんなさい。
知らなくてもフワッとわかるようには書くつもりです。
「君と俺とでは価値基準が違う」
映画 鬼滅の刃 無限列車編での煉獄(れんごく)さんの言葉です。
今更ながら、振り返ってみます。
鬼滅の刃の世界観の中で「鬼とは人間の欲のメタファー(比喩)である」という捉え方があるようです。
永遠の命、強さ、特別でありたい。
煉獄さんは鬼の誘いを断り、限りのある命と単純な力としての弱さを受け入れます。
しかも、何の迷いもなく、即決で。
「君と俺とでは価値基準が違う」という言葉は、どっちが正しいかという議論ではないところが興味深いです。
鬼は自分の価値基準を押し付けてきますが、煉獄さんは自分の価値基準を言った上で、押し付けず違うものとして扱います。
君は君、俺は俺。
ちなみに、煉獄さんの価値基準では老いることは尊いことであり、強さとは人を守るためにあるもの。
天然(?)で不思議な雰囲気の煉獄さんですが、自分の哲学はしっかり構築されているようです。
↑1年前くらいに作った鬼滅バージョンのせしおくん
実際の世界では、相手に歩み寄ったり、妥協したりすることも多いと思います。
でも、別々のままで置いておくという選択肢もある。
その選択肢を持っておくことは、多様な価値観の中で折り合いをつけて生きていくために、大切なことだと改めて思いました。
以上です。
今日も最高の一日を!
↓YouTube見逃し配信。こちらも1年前の作品です。