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こんにちは! 研究者せしおです。
今日のキーワードは「科学」
僕は製造業の会社員として、CO2関連の研究をしています。
一方で、このブログでは、素人として幸せについて考えています。
僕が専門としている化学工学は科学です。
僕の認識では、科学は再現性が高いものです。
仮説を立てて実験をして、成功したり失敗したりします。
一方で、幸せは少なくとも現在は科学ではないはずです。
そういう本はたくさん出回ってますが。
幸せは、成功と失敗が曖昧です。
ある人にとって幸せなことが、別の人には幸せに感じられなかったりします。
同じ人でも不幸だと思っていたことが、後々、幸せにつながってきたりします。
100年後にはコンピュータと人工知能がもっともっと発達して、幸せも予測やコントロール可能な科学になっているかもしれませんが、人間の頭では幸せを科学には到底できないだろうと推測します。
それほど人間は多様で複雑なものだと思います。
幸せの成功と失敗は曖昧で切り分けられないので、幸せは科学には成り得ない。
僕は今のところ、そう思ってます。
でもそれでは頼るものがなくなるので、便宜上、他のデータで代用したりします。
そこで出てくるのが、お金を持っていたら幸せというような個人差を無視した統計データ。
たとえば、年収800万円くらいまでは収入と幸せが相関がある、というような統計データがあるようです。
個人差もあるし、国や地域でも差はあるし、時代によっても変わっていくでしょう。
少しは役に立ちますが、科学とは言えないと僕は思います。
さらには、結婚したら幸せ、子供を育てたら幸せというような雰囲気だけの仮説。
幸せには明確なデータがないので、そうやって統計や雰囲気で語られていく運命にあるのだと思います。
別にそれが良いとか悪いとか言いたいのではないです。
今のところそういうものなのだなーと、改めて僕の中で再認識したというだけです。
↑人工知能が人間の幸せを理解する日は来るのでしょうか。
このブログもなんとなくの雰囲気の話が大半です。
とはいえ、僕自身にとっては、幸せを考えることに意味がないとは思ってません。
僕に対しては再現性のあることも多いです。
自分がどのパターンで幸せになることが多いか、不幸になることが多いか。
そういうことを積み上げていくと、自分を幸せにいくらかは近づけることができるように思います。
他者は自分とは価値観が異なるので、他者の幸せのやり方は参考までに聞く。
そして、自分で色々と試行錯誤しながら自分を少しずつ知ることが、幸せに近づくポイントかなーとなんとなーく思います。
とはいえ、やっぱり科学的ではないです。
研究者とか名乗っていますが、騙されないようにご注意を!
ハハハ。
以上です。
今日も最高の一日を!