幸せに生きるための、たった1000のこと

〜幸せのヒントブログ〜

努力の3つの方向性

【1000個中の 488個目】

 

こんにちは!研究者せしおです。

今日のキーワードは「努力」

 

 

再び、為末大さんの話から。

努力には、

  • 何を頑張るか
  • どう頑張るか
  • どれだけ頑張るか

という3つの方向性がある。

 

 

日本の陸上では、

「何を頑張るか」と「どう頑張るか」を指導者が決めて、

「どれだけ頑張るか」を選手がひたすら積み重ねていくパターンが多い。

 

 

日本では指導者を変えることはほとんどないので、自分に合った指導者であるかは運である。

 

 

「何を頑張るか」というのは選ぶ努力。

自分にできないことも冷静に見極める必要がある。

精神的にかなりつらい。

しかし、選ぶことを怠って、人に委ねると自分が空回りしていても気づくことはできない。

 

 

ここからは僕の話。

僕は頑張るという言葉が少し苦手。

このブログでもあまり使ってきませんでした。

今回は便宜上、多用しております。

 

 

研究者は比較的裁量のある職種だと思っている。

つまり、頑張り方を自分で選ぶ自由度が高い。

 

 

少なくとも、「どう頑張るか」「どれだけ頑張るか」を選ぶ自由度がある。

むしろ具体的に指示してもらえない。

それはそれで大変ですが、やりがいもある。

 

 

一方、「何を頑張るか」については与えられることが多い。

言い換えると、研究テーマは与えられることが多い。

 

 

それでも、自分の裁量で頑張れることがいくつもあるので不満が少ない。

その結果、「何を頑張るか」まで考えが及ばなくなりがち。

 

 

f:id:Seshio-Researcher:20210627214115j:image

 

 

たくさん頑張ることはいいことのように言われますが、一概にそうとも言えない。

仕事では結果を求められますからね。

「何を頑張るか」について、的を外していれば、努力は無駄になります。

 

 

とはいえ、全員が「何を頑張るか」まで考える必要はない。

むしろほとんどの人は考える必要のないことだと思ってます。

 

 

みんながそもそも論を持ち出したら、収拾がつきませんしね。

そういう人が一定数いれば十分かなと思います。

仕事は個人競技ではなくて、団体戦に近いイメージですから。

 

 

僕自身、「何を頑張るか」まで考えられているかと問われると自信はありません。

10年くらい研究者としてやってきて、そうありたいなーと思うようになった段階です。

いつまでこの思いが続くかもわかりません。

 

 

たまーには「何を頑張るか」まで考えてみる。

 

 

以上です。

また次回!

今日も最高の一日を!