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こんにちは! 研究者せしおです。
今日のキーワードは「人間」
歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリさんの著書「サピエンス全史」を読み始めました。
とても分厚い本です。
電子書籍なので物理的な重みはないのですが、精神的な重みはずっしりあります。
人間の神秘と残酷さを学ぶために、ゆっくり読み進めながら、ゆっくり人間について考えたいと思います。
果たして僕達人間はどこから来て、どこに行くのか。
そのヒントをもらえることを少し期待しつつ。
本の内容に移ります。
人類の誕生は250万年前の東アフリカと言われている。
人類は1つの種族として徐々に進化したわけではなく、枝分かれしながら進化を続けた。
たとえば100万年前には、少なくとも6種のヒト属が同時に存在していた。
他の動物がそうであるように、複数の種族がいるのは普通のことのようです。
現代の僕達人間はホモ・サピエンスという種族。
白人も黒人も黄色人種も、どこの国の先住民も、すべてホモ・サピエンスという種族。
交配して子孫を作ることができる同じ種族。
多くの学者が認めるところでは、15万年前にはホモ・サピエンスは存在していたという。
その時点ではネアンデルタール人やデニソワ人など他の種族も存在していた。
そして、3万年前にネアンデルタール人が滅び、1万年前には人類はホモ・サピエンスのみになったようである。
他の種族が滅んだ理由ははっきりとはしないが、ホモ・サピエンスによって絶滅に追い込まれた可能性は十分ある。
ここからは僕の話。
僕達ホモ・サピエンス、つまり人間は、人間同士でも戦争を行うような種族です。
それを考えれば、人間が他の人類種を絶滅させたかもしれないと言われても納得してしまいます。
人間はそれだけ残酷であり、だからこそ生き残ってこれたのかもしれません。
僕が今存在することができているのは、残酷な生き物だからと思うと少し複雑です。
残酷さにも感謝をしないといけないのかもしれません。
現代では生活が豊かになり、世界平和を目指していますが、動物にとって平和とはとても不自然なことなのでしょうね。
平和を目指せる時代に生まれたことに感謝をしつつ、この時代を楽しみたいと思います。
以上です。
今日も最高の一日を!