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今日は、良い行動の育て方の大人編です。
こんにちは!研究者せしおです。
役に立つかもしれない幸せのヒントを、今日も1つお届けします。
前回、子育てにおいて、良い行動をしたら反応し、悪い行動をしたら無視することをおすすめしました。
今日は、その応用で会社での人材育成と組織改善の話です。
子育ては本などで紹介されている方法ですが、今日の話は僕の独自のやり方ですので、騙されないようにご注意ください。
加えて、業種、接客有無、個人の価値観などで大きく変わると思うので、参考にできるところだけお持ち帰りを。
結論から言うと、良い行動の育て方は、
子供も大人も変わりません。
良い行動をしたら反応し、悪い行動をしたら無視することです。
■個人の育成の場合
利他的な行動をした人には反応しましょう。
自分に直接関係なくてもメールで「みんなのためにありがとう」と伝えるだけでもよいでしょう。
意外と誰もやってないけど、かなり重要なことだと思います。
良い行動をすると、誰かが見ててくれるんだなと思えます。
そして僕は、利己的な行動は無視することを基本としています。
聞く耳を持った大人なので、注意する手もありますが、注意するのには高度なテクニックが必要なるので、個人的にはあまりおすすめしません。
接客もなく、上下関係も少ない研究所ならではかもしれません。
基本は子供も大人も同じなのですが、気をつけるポイントが逆になります。
子育ての場合は、良い行動をした時に反応するのは比較的簡単で、悪い行動をした時に無視するのを意識してやることがポイントでした。
大人の場合は、悪い行動をした時に無視するのは比較的簡単で、良い行動をした時に反応するのを意識してやることがポイントになります。
大人同士は基本的に忙しいことが前提になっているので、必要ではない時に反応はしないことがほとんどです。
だからこそ、反応することに効果が期待できます。
とはいえ、大人を褒めるという反応は照れくさいものです。
特に、人見知りの僕には結構ハードルが高いです。
なので、感謝する反応を基本としています。
■組織改善の場合
誤解のないように付け加えると、『人を責めずに、しくみを責める(byトヨタ哲学)』が僕の基本概念です。
(参考記事:「人を責めない」という生き方 - 幸せに生きるための、たった1000のこと)
直接的に人は責めませんが、しくみを良くしていかないと組織としての改善が進みません。
働き方改革や組織改善では、言い訳や文句をしっかり言うこともとても重要なことです。
ただ、人は批判されると自己肯定する心理を持っています。
職場の言い訳や文句を吸い上げる仕組み自体がないと、感情的にぶつかってしまい、逆効果になる可能性もあるので、結構デリケートな問題です。
残念ながら、上からの鶴の一声で、そのような仕組みの改善が一気に進んだり、止まったり、運によるところも大きいのが現状だと思っています。
僕の会社の今現在は、働き方改革のおかげでうまく改善が進んでいる印象です。
文句もそれなりに伝えられる近年稀に見る良い状況です。(いつまで続くかはわかりません。)
組織の話は個々の努力ではどうにもならない時も多々ありますよね。
みんなそこで苦しんでいるのだと思います。
それでも諦めずに、組織として良い行動をしたら「いいね!」の意志を伝えることで、少しずつ良くなっていくのかなと思います。
それでもだめなら、異動や転職を考えてみるしかないのかもしれません。
優秀なあなたがいなくなれば、心を入れ替える可能性があります。
とはいえ、まずはできる範囲であがいてみることをおすすめします。
やり方は人それぞれ。
良くしたい気持ちがあれば、そのうちなんとかなります。
世界はどんどん良くなってます。
精神論っぽくなってきたので、この辺で。。。
本日のおさらい
利他的な行動をしたら感謝する。
(せしお流)
以上です。
今日も最高の一日を!